自社ECサイトは作るべきか。作るメリットはあるのか。失敗しないECサイトの作り方。
自社ECサイトを作る前に一旦このページを読んでもらえたら嬉しいです。
ここではあくまでもECサイトのノウハウが知りたい方、自社ECサイトを初めて作る方へのご案内となります。
ECサイトを運用したことはありますか?
お客様の中でbaseやペライチを運用した経験があるが、結果がなかなか出なかった。
今後はECサイトに力を注ぎたいためEC-CUBEやショップサーブで自社ECサイトを作成したいと考えられる企業様がいらっしゃいます。
間違いではありません。
しかし、現在ECサイトで受注がうまくいかず自社ECサイトを作り直す場合は一旦思いとどまり、このページを拝見していただけたら幸いです。
思いとどまる理由とは?
要因の一つとして考えられることは、ECサイトは作成し完成したら終わりではありません。
完成した後には集客をしなければいけません。
コストをかけて集客を行わなければせっかく作ったECサイトにユーザーを集めることができません。
ECサイトの制作費用+集客するための広告費用が必要となります。
例:ECサイトで100万円をかけて制作完了。しかし作っただけでは人は集まりません。
その後広告をかけることが必要になりう毎月10万円の広告費用がさらに発生することもあります。
このことはご存知でしたか?
ECサイトは作ったら終わりではなく、制作した後にさらにお金をかける必要があります。
作ってからやっとスタート位置に立つことができます。
SEO対策も同じです。集客するために費用をかけSEO対策を行なわなければECサイトをユーザーに認知してもらうことはできません。
集客方法は他社(広告のプロ)を頼らなければ成立しないほど敷居は高いです。
では、初期費用をかけずにECサイトを成功させることはできるのでしょか?
できます。
ECサイトを理解し、ECサイトに向き合うことで成功する道は必ずあります。
ここではそのお手伝いを少しだけさせていただきます。
自社ECサイトを作る前にやること
ショッピングモールに目を向けましょう
まずは自社ECサイトを作る前にyahoo、amazon、楽天などのショッピングモールを活用しませんか?
その理由とは。
自社ECサイトはブランディングを兼ねています。そのため訪れるユーザーは購入を目的ではなく、サービスの詳細を知りたいお客様が多くいらっしゃいます。直接の購入者が減るためCV率は減ります。
しかし、amazonや楽天をベースに考えてください。
ショッピングモールに訪れるお客様は購入を目的で訪れるお客様ばかりです。購入するための専用アプリがあるくらいです。
amazonや楽天、yahooなどのショッピングモールを活用することはCV率が高くサービスを提供することができます。
■自社ECサイト:<ブランディング>
情報蒐集の目的のユーザーが多く、購入に至るまでの敷居が高い。
サイトを介してブランディングを行える。ブランディング効果が高い。
■ショッピングモール:<購入サイト>
購入を目的のユーザーが多いため、ニーズに合うと購入につながる。CV率が高い。
自社サービスと多くの似た商品があるためブランディングが難しくユーザーに認知されずらい。
ショッピングモールを活用するにあたって必要なこと。
上記にも記載した通り、ショッピングモールには大きなデメリットが1点だけあります。
同類商品が無数にある。
amazonでは全商品数1億点を超えています。
そこでユーザーに自社サービスを見つけてもらうことは至難の技です。
しかし商品を見つけてもらうためのサイト内SEO対策も行うことで解決できます。
サイト内SEOをうまく活用し自社商品をユーザーに購入してもらいましょう。
※サイト内SEO対策はいずれ記事を作成いたします。
CV率が低いのに自社ECサイトを作る必要はあるの?
自社ECサイトを作るメリットはあります。
そのためには、まずショッピングモールを活用し自社サービスのファンを作ることが重要です。
ショッピングモールを活用することはデータは全てamazonや楽天のサーバ内で完結してしまいます。
それはamazonや楽天の財産であって、御社の財産ではありません。
最終的に何も残りません。
そのため、一定のファンを獲得したのち、そのファンを自社サイトに引っ張ることでユーザーもサービスの1つ1つも全て御社の財産として残ります。
将来、御社のブランディングを視野に入れた場合いずれamazonや楽天だけでなく自社サイトを持たなければブランディングを確立することができません。
目指すべくは「楽天の○○という企業」ではなく「この商品の○○という企業」という認識にユーザーにブランディングしていく必要性があります。
ECサイト構築における論理的な考え方。
自社ECサイトを作り広告をかけて毎月の固定費を増やすのではなく、amazonや楽天を活用し自社でできることはまず行う。そして自社サービスのファンを作り、そのファンを自社ECサイトへ引っ張るスキームを確立。
このフローが最も適し、初期費用を抑えて行うことができ、成功する最短の道のりとなります。
1. まずは売り上げをあげよう
ショッピングモール(amazon,yahoo,楽天など)にて自社サービスのファンを獲得
2. ブランディングを行おう
ECサイトを制作←ファンをショッピングモールからこちらへ流す
3. 運営に力を注ごう
ショッピングモール+自社ECサイト 両方の運営
今後の運営に関して
ECサイトに人員を割くことはできますか?
ECサイトの運営は片手間ではできません。しっかりとECサイトの運営者を設置し日々の解析、対策を行っていただく必要があります。
ECサイトは向き合うことで結果を出すことはできます。しかし、どの事業も同じですが片手間に行うとそれ相応の結果しかもたらすことができません。
いかにECサイトに本気になれるか。人員を割くことは広告をかけることと同じくらい必要なことです。
今回は自社サイトを立ち上げる前の段階をお話いたしました。
表面上のブランディングのため、そこに行き着くためのノウハウがあります。
まずはこの内容を試す価値はありますので一旦試していただきさらなる飛躍を求める企業様は弊社ぜひご活用ください。
売り上げを上げるお手伝い、さらに未来のサイト構築を見据えたご提案をさせていただきます。
少し気になった時点でのご相談でも結構です。
ご相談は無料なので一旦ご連絡いただけたら幸いです。